魚から摂取するとき。
DHAは、中性脂肪や悪玉コレステロールを低下させる働きや、健全な脳の発育にはとても重要です。
DHAは妊娠中にもとても大事なのですが、魚から摂取する場合にはいくつかの注意点がありますので、しっかりと学びましょう。
DHAを魚から摂取する時の注意事項。
当サイトで、DHAがすばらしい効能を持っている事を既に学んだと思います。
中でも、妊娠中には特に重要である事も学びました。
これから妊娠を希望する人、今現在妊娠中の人が魚からDHAを摂取する場合は、これから説明する事に十分に注意して下さい。
なぜ妊娠中は魚を食べる事に注意が必要なのか?
それは、一部の魚には、微量ですが水銀が存在している為です。
もともと、水銀は天然に存在する成分ですが、化石燃料の燃焼、硫化鉱の精錬、セメント製造、ごみ焼却などから、水質に溶け込み、川や海に溶け込んでいます。
この為、魚の中にはごくわずかですが微量に水銀が入っており、普段魚を食べているときも、実は水銀が体内へ入っているのです。
魚に含まれている水銀はごく微量なので、妊娠中ではない時には問題はないものの、魚を食べすぎて母体に蓄積される水銀の量が一定以上となったときには、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす事が報告されています。
マグロ等の大型魚には食べる量に制限があります。
厚生労働省からも通達が出ていますが、妊娠中は一定以上、マグロ等の大型の魚を食べる量を制限されています。
なぜ大型の魚だけかというと、食物連鎖の上位にある為、どんどん水銀が取り込まれ、蓄積量も多い為なのです。
以下より、厚生労働省が発表している妊婦さんが1週間に食べてもよい魚の種類と量を紹介しますので、注意しましょう。